さよならの朝に約束の花を飾ろう

観てきました。ぼく公開初日が誕生日だったのに特に予定なかったので、自分への誕生日プレゼントとして朝にパッとチケット取って観てきたわけです。

 

結論、誕生日に観てよかったなと思えるいい映画でした。

なんといっても美術が美しい。

本当に背景が語っているというレベルで、特に冒頭の青空や隠れ里のシーンは圧巻だと思います。写真トレスとかの技術も普及していくと思いますが、この作品の美術は「写真よりも美しい」美術があるのだとはっきりと、改めて教えてくれました。

 

キャラクター自体は、たとえばCLAMPさんのような絵柄と対極にある感じのふわっとシンプルに描かれたものですが、それだけに感情がダイレクトに伝わってくる表情や動き。

 

ストーリーもやっぱり、よいですね。監督を務めた岡田麿里さんの名前で観に行く方もいると思いますが、彼女の過去作が好きな方の期待は裏切らないと作品だと思います。

 

いろんなスタッフの方が思い入れをTwitterでつぶやかれていますが、スタッフの方が知恵を出し合い、愛されて創られた作品だったのだと思わされます。

 

余談ですが、製作中の仮タイトルは「マキア」だったんですね。タイトル変更は岡田監督の人気過去作にちなんでいるのかな。

 

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